- トリマーにやりがいを感じているけど手荒れがひどくて困っている
- 年中あかぎれで痛い
- 他のトリマーさんはどうやって手荒れの対策しているの?
ペットと関わり合えるトリマーという仕事が本当に好きだけど水仕事が多いんですよね・・・。
なのでトリマーの職業病とも言えるのが手荒れ・あかぎれ問題です・・・。
この記事は手荒れに悩むトリマーさんのために原因と対策法をわかりやすく書いています。
トリマーの手荒れ・あかぎれの原因として考えられること
トリマーの手荒れ・あかぎれの原因として考えれるのは以下のことです。
- シャンプー剤の刺激
- ドライヤーによる乾燥
- 皮膚のバリア機能の低下
各項目を詳しく説明していきますので一緒に見ていきましょう。
シャンプー剤の刺激
トリマーのつらい手荒れの原因は、自身の手肌に残留したシャンプーやトリートメントの場合があります。
トリマーの場合1日に何回もワンちゃんへのシャンプーを行うと思います。
これが辛い手荒れの原因になります。
またシャンプー剤が手についたままにしておくと手にダメージを与えてしまい、手荒れの原因になってしまいます。
ドライヤーによる乾燥
シャンプーとセットで行われるドライヤーによるブローも手にはかなりの負担になっています。
何度も行うことによって手指の皮脂が乾燥してしまいます。
また手に水分がついたままドライヤーを使うと、水分とともに手の油分まで蒸発してしまいカサカサになってしまいます。
皮膚のバリア機能の低下
シャンプーやドライヤーを何度も何度も行うことによって、本来肌を守るために必要な皮脂が落とされてしまいます。その結果、皮膚のバリア機能が低下してしまい手荒れを悪化させてしまいます。
トリマーの手荒れ・あかぎれ対策法
トリマーの手はとても手荒れやあかぎれが起こりやすい環境だということが改めてよくわかりました。
ではどうすれば手荒れやあかぎれを防ぐことができるのでしょうか。
トリマーの手荒れ・あかぎれ対策法をまとめてみました。
- シャンプーを低刺激な製品に変える
- シャンプーを変えるのが難しければ薄める方法がおすすめ
- ドライ前に手肌の水分を拭く
- 防水機能の絆創膏で手肌にバリアを
- 水で落ちづらいハンドクリームを使う
シャンプーを低刺激な製品に変える
働いているトリミングサロンがシャンプーの変更が可能であれば今よりも低刺激なシャンプーに変えてもらうのが理想です。
ただお店の経費の問題であまり成分の良いシャンプーを使えない場合もあるかと思います。トリミングサロンのオーナーに相談してみてください。
シャンプーを変えるのが難しければ薄める方法がおすすめ
低刺激のシャンプーに変えると言っても従業員であるあなたがお店の製品を変えるというのも気が引けてしまうかと思います。
そこでオススメしたいのがシャンプー剤を適度に薄めるという方法です。
やり方は次の通りです。
- ワンちゃんをシャワーで流す
- 洗面器にシャンプーとぬるま湯を入れて混ぜる
- ワンちゃんにかける
- シャワーをかけながらワンちゃんの体を洗う
こうすれば直接シャンプーを触るよりは手指への刺激が弱まります♪
ドライ前に手肌の水分を拭く
犬を乾かす時に盲点になるのが濡れたままの手で乾かすことです。
濡れたままの手でドライヤーをすると手指の皮脂まで蒸発してしまうんです。
なので犬をドライヤーで乾かす時は、濡れた自分の手をタオルで拭いてから行うようにしてみてください。
これだけで手指を守ることができます。
防水機能の絆創膏で手肌にバリアを
皮膚のバリア機能が低下している場合は防水機能がある絆創膏で手肌にバリアを与えましょう。
ぱっくりと切れてしまっている時の水仕事の時に重宝するので、トリマーなら携帯しておくと便利ですね♪
私はトリマーの先輩から教えてもらった美容サロン用の「手荒れ保護フィルム フィットバンN」を愛用しています。
水に濡れてもしっかりくっついているし、美容サロン専用とあってカット作業も違和感なくできます。
水で落ちづらいハンドクリームを使う
手荒れやあかぎれがひどい場合には1日に何度も水で落ちづらいタイプのハンドクリームなどで保湿するのがおすすめです。
ハンドクリームは自分に合ったものを使うのが良いと思います。
私がお勧めなのは「NALC薬用ヘパリンハンドクリーム」です。
子供でも使える優しい設計のハンドクリームです。
これを使うようになってから、仕事中手が痛くなる回数がかなり減りました(^^)
他にはトリマーさんによく使われているのがロコベースリペアクリームやホゴテクトがあります。