トリマーは腰を痛めやすいと仕事だと思うのですが、あなたはどうでしょうか?
- トリマーの仕事は大好きだけど腰が痛くて続けられるか心配
- トリマーの同僚が腰痛で退職した
- 日常生活にも支障が出て転職を考えることも・・・
実はこれ私の話です・・・。
トリマーの職業病とも言える腰痛。
この記事ではトリマーである私がどのように腰を痛めて、そしてどのように対策してきたのかを書いています。
トリマーさんに役立ててもらえたら嬉しいです(^o^)
トリマーの腰痛の原因
まずトリマーが腰を痛めてしまう原因をまとめてみました。
- 腰で犬を抱きかかえるから
- 長時間立ちっぱなし
- 前かがみな姿勢
- トリミングテーブルの高さが自身の身長にあっていないから
1つずつ詳細に見ていきましょう。
腰で犬を抱きかかえるから
小型のワンちゃんであればどんな風に抱きかかえていても問題ないのですが、大型のワンちゃんとなると腰で持ってしまうと少しずつダメージを蓄積してしまいます。
結構多くのトリマーさんが大型犬を腰でもってしまい痛めているように感じます。
長時間立ちっぱなし
トリマーさんは基本的には立ち仕事なので長時間立ちっぱなしになることが多いです。
長い時間立ちっぱなしになるのも腰には大きな負担になっています。
前かがみな姿勢
ワンちゃんの毛をカットする時多くのトリマーさんが姿勢を前かがみにして切ってしまいがちです。
これも若いうちは全然気にならないと思いますが、トリマーとして経験を重ねるうちにダメージが蓄積されていきます。
トリミングテーブルの高さが自分の身長にあっていない
トリミングテーブルの高さが自分の身長に合っていないと、かなり長時間にわたり腰に無理をさせてしまいます。
トリマーの腰痛対策
トリマーはかなり腰に負担がかかることが改めて分かってもらえたかと思います。
では次はトリマーの腰痛対策についてです。
- 犬を抱き上げる時や重量物を持ち上げる時は膝で
- 作業中は背筋を伸ばした姿勢でいること
- トリミングテーブルは自身の身長に合わせた高さに調整すること
- 作業の合間に腰や肩のストレッチをすること
- コルセットやサポーターを着用する
犬を抱き上げる時や重量物を持ち上げる時は膝で
大型犬を持ち上げる時は膝を一旦曲げて、膝で立ち上がるようにして持つようにしてみましょう。
屈伸してしゃがむのは疲れるので多くの人が無意識に膝ではなくて腰で重量物を持っています。
ですので意識して一旦膝を曲げて屈んでから膝を伸ばすようにしてワンちゃんを抱えあげましょう。
作業中は背筋を伸ばした姿勢でいること
作業中は背筋を伸ばした姿勢でいることがすごく大事です。特にトリマーさんの場合前屈みな姿勢で長時間作業することが多いです。
もし可能であるならばトリミングテーブルから少し離れたところに鏡を設置し、 自分の姿勢をチェックしながら仕事してみてください。(鏡がなければ窓の反射を利用してもできます。)
⇒トリマーの手荒れ・あかぎれの原因と対策法!シャンプーもハンドケアすれば大丈夫!
トリミングテーブルは自身の身長に合わせた高さに調整すること
トリミングテーブルの高さを自分の身長に合わせて調整すると腰への負担が軽減します。
トリミングする時に無意識に前かがみになってしまう人は、意識的にトリミングテーブルを高く調整してみてください。
作業の合間に腰や肩のストレッチをすること
作業の合間に腰や肩のストレッチをしてあげると関節のケアになるのでおすすめです。
お昼の休憩時などは腰だけではなく、肩や手足のストレッチもしてあげると柔らかくなって関節痛や腱鞘炎予防になります。
コルセットやサポーターを着用する
腰の痛みをすぐになんとかしたいという人にオススメなのがコルセットやサポーターを着用することです。
腰をしっかりサポートしてくれるので痛みを軽減してくれます。
トリマーは重労働なのでケアが欠かせない
私自身体のケアをするようになったのは腰を痛めた後でした。やはり一度痛い思いをしないと体のケアをしようという考えにはならないものですね・・・。
一度腰を痛めてからはかなりいろんな事を取り入れてきました。
そんな中で私が一番、腰痛改善効果を実感しているのがヨガです。
ヨガは適度なストレッチになるので本当に気持ちいいですし体の痛いところが軽くなる感覚があります。
フルタイムで働いているとなかなかスタジオに行くのは難しいので、オンラインヨガで体をケアしています。
私が利用しているのは「ソエル(SOELU)」というところです。
SOELUはスタジオ価格の半額以下で自宅で好きな時に行える点が気に入っています。
ヨガを取り入れてからは全然腰を痛めなくなりましたし疲労の回復も早くなりました♪
トリマーで今までヨガをしたことがなかった人は是非一度取り入れてみてください。
トリマーの腰痛対策のまとめ
トリマーの腰痛の原因と対策をまとめていきます。
トリマーの腰痛の原因にはこれらのものがありました。
- 腰で犬を抱きかかえるから
- 長時間立ちっぱなし
- 前かがみな姿勢
- トリミングテーブルの高さが自身の身長にあっていないから
そして腰痛を改善するにはこのような対策があります。
- 犬を抱き上げる時や重量物を持ち上げる時は膝で
- 作業中は背筋を伸ばした姿勢でいること
- トリミングテーブルは自身の身長に合わせた高さに調整すること
- 作業の合間に腰や肩のストレッチをすること
- コルセットやサポーターを着用する
いきなり全部試すのではなく、良さそうだなと思ったものから取り組んでみてください。
あなたの腰痛がよくなることを願っています♪